リスペリドンの続き
今日はいい天気になりました☀️
昨日のリスペリドンのことを書いていて、適応にあった小児期の自閉症スペクトラムの易刺激性って何⁉️っというのが気になったので今日はそれについてです😊
自閉症スペクトラム→広汎性発達障害とほぼ同じ概念を示しており、自閉症やアスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害などを含む概念
易刺激性→主に身体的攻撃性と重度のかんしゃく
ということのようです。発達障害ということなんですね。
なので、昨日のリスペリドンは自閉症スペクトラム症と判断された方でかんしゃくがあったり、攻撃性があったりする時に使うってことでいいのかな。
リスペリドンを小児期の自閉症スペクトラムにおける易刺激性で使用する場合体重で容量が違うので注意です
・体重15kg以上20kg未満
1日1回0.25mgより開始し、4日目より1日0.5mgを1日2回に分けて服用
1日量は1mgを超えないこと
・体重20kg以上
1日1回0.5mgより開始し、4日目より1日1mgを1日2回に分けて服用
1日量は、体重20kg以上45kg未満:2.5mg、45kg以上:3mgを超えないこと
結構使える用量が少ないように感じました
初回はリスペリドンについて!
今日はリスペリドンについてお勉強しました
適応:統合失調症、小児の自閉症スペクトラム症に関する易刺激性
※小児期の自閉症スペクトラムに伴う易刺激性については原則として5歳〜18歳までにしよう
用法・用量
統合失調症:1日2回、1回1mgより開始 維持量2〜6mg Max12mg
半減期:3〜24時間
↑以上はリスパダールの添付文書からの引用⭐️
・リスペリドンは内因性のドパミンよりも強固にドパミン受容体に結合し、24時間程度D2受容体と結合するらしい!
(半減期に幅があるから1日2回の適応なのかな)
・陽性症状に対し切れ味が鋭く、鎮静作用あり
・6mg以上の使用で錐体外路系副作用を生じやすい、特に高プロラクチン血しょう
・α遮断作用に基づく起立性低血圧も初期や増量時には注意
・剤形がたくさんあるから使い分けしやすい
その他特徴はこんな感じでしょうか♪
パリペリドンとの併用はしないって添付文書に書いてありますが・・・
実際はどうなのでしょうか・・?併用した時は両方合わせてMax12mgを守れば良いのかな