ヤーズフレックスについて②
今日も良い天気でしたね
でも朝晩は結構寒い、、
寒くなると体が動かなくってパフォーマンスが落ちます
今日は昨日のヤーズフレックスについての続きです
昨日は基本的な飲み方を中心にみて長くなってしまったので
分割して今回はパート2です
では行きましょう!!
何よりもヤーズフレックスの特徴は120日まで連続して飲めることです
つまり120日間生理なしで過ごせる!!ってこと
すごく魅力的ですよね
痛いのも不快なのもPMSも減らすことができるってことですもんね
でも実際は120日まで飲み続けることができる人は一部みたい
なぜなら途中で出血して休薬4日間をする必要があるから
そうするとまた1日目からスタートになります
なんで途中で出血するの??
子宮内膜が薄くなりすぎて剥がれ落ちてしまうかららしいです
ヤーズフレックスは子宮内膜が厚くなるを抑える効果(だから子宮内膜症に使えます)があって逆に薄くなってしまうと出血ということになるみたい
出血ってどの程度?ってことですけどおりものシートでカバーできる程度というように患者説明資料にありました
点々とショーツにつくくらいではカウントしないのかなっという感じです
昨日も書いたように月経開始から飲み始めたら24日間は出血しようがしまいが連続で飲む!というのが基本的な飲み方です
ここで24日って何?ってなるんですけど
海外でヤーズは避妊目的でも使われているからというのが理由なようです
24日未満でやめてしまうと卵胞が育ってしまって排卵してしまう可能性があるんです、それだと避妊目的では使えません。そういう海外の使い方をベースに持ってきて使用法等を決めているため24日間連続で飲むという飲み方になります。
もちろん日本では避妊目的では使えないので注意です!
副作用ももちろんありますよ
頭痛・悪心・不正出血・血栓症などです
特に血栓症は注意が必要なので下記のような症状がないか様子を見る必要があります
血栓症が疑われる症状 →下肢の疼痛・腫脹・しびれ・発赤・熱感、頭痛、嘔気・嘔吐等
色々勉強になりました!
ヤーズフレックスについて
11月もあと少し、早いですね
12月はクリスマスに仕事納めに年賀状作成と仕事がたくさん
気がついたら今年も終わってしまいそう
風邪をひかずに乗り切りたいものですね!
今回はヤーズフレックスについて⭐️
婦人科領域興味あります
まずは添付文章の確認です↓
効能・効果
・子宮内膜症に伴う疼痛の改善
・月経困難症
用法及び用量
●子宮内膜症に伴う疼痛の改善
1日1錠を経口投与、24日目までは出血の有無にかかわらず連続投与する。25日目以降に3日間連続で出血(点状出血を含む)が認められた場合、又は、連続投与が120日に達した場合は、4日間休薬する。 休薬後は出血が終わっているか続いているかにかかわらず、連続投与を開始する。以後同様に連続投与と休薬を繰り返す。
●月経困難症
①もしくは②の使い方を選択する
使い方①
1日1錠を経口投与する。24日目までは出血の有無にかかわらず連続投与する。25日目以降に3日間連続で出血(点状出血を含む)が認められた場合、又は、連続投与が120日に達した場合は、4日間休薬する。 休薬後は出血が終わっているか続いているかにかかわらず、連続投与を開始する。以後同様に連続投与と休薬を繰り返す。
使い方②
1日1錠を24日間連続経口投与し、4日間休薬する。 以上28日間を投与1周期とし、出血が終わっているか続いているかにかかわらず、29日目から次の周期の錠剤を投与し、以後同様に繰り返す。
注意
・毎日一定の時刻に服用させる
・休薬期間は4日間を超えないこと
・飲み忘れ等がないよう服用方法を十分指導する
・服用開始日 本剤を初めて服用させる場合、月経第1日目から服用を開始させる。服用開始日が月経第1日目から遅れた場合、妊娠のリスクを考慮し、飲みはじめの最初の1週間はホルモン剤以外の避妊法を用いる
・ 万一前日の飲み忘れに気付いた場合、直ちに前日の飲み忘れた錠剤を服用し、当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用する。2日以上服薬を忘れた場合は、気付いた時点で前日分の1錠を服用し、当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用し、その後は当初の服薬スケジュールどおり服用を継続すること
文章だと使い方が難しい・・・
でもメーカーさんのサイトには分かりやすいものがありましたよ♪
(バイエルさんのサイトから持ってきました)
とりあえず24日までは出血があろうがなかろうがとにかく飲む!忘れず飲む!
っという感じでしょうか
長くなったので今日はこの辺で⭐️
オランザピンについて
今日も良い天気でしたね
11月ってもう少し寒かったイメージでしたが日中は過ごしやすくてあったかいです
そんな11月もあと半月くらいか。早いものです
さて、今回はオランザピンについて⭐️
適応
・統合失調症
・双極性障害における躁症状及びうつ症状の改善
・抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)
用法・用量
〈統合失調症〉
5~10mgを1日1回経口投与、維持量:1日1回10mg、適宜増減、Max:20mg/日
〈双極性障害における躁症状の改善〉
10mgを1日1回から開始、適宜増減するが、Max:20mg/日
〈双極性障害におけるうつ症状の改善〉
5mgを1日1回経口投与、その後1日1回10mgに増量、いずれも就寝前に投与、適宜増減、Max:20mg/日
〈抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)〉他の制吐剤との併用において、5mgを1日1回、適宜増量、Max:10mg/日
※ 原則として抗悪性腫瘍剤の投与前に本剤を投与し、がん化学療法の各サイクルにおける本剤の投与期間は6日間までを目安とする
20mgまで増量している人も多いイメージ
●副作用●
糖代謝、脂質代謝異常は注意、糖尿病やその既往歴のある人は禁忌です!!
食欲増加、体重増加も多い印象
D2受容体、5-HT 2A受容体、ヒスタミンH1受容体、ムスカリンM1受容体遮断作用強し!
睡眠薬として使っているという人もいますね
桃核承気湯について
こんにちは
今日はいい天気でしたね❗️
豪雨があった地域もあったそうですが、全く気づかず頑張って働いてましたよ^ ^
今日も精神薬から離れて漢方について!
女性の病気には瘀血が関わっていることが多い
瘀血…血がスムーズに流れない=血滞
血が血管外に流れる=出血
血が固まる=腫瘍、血塊など
ただ血がうまく流れないだけでなくて上記のようなさまざまな症状があるのが瘀血ということ
ちなみに…
うっ血→静脈の流れが悪い
充血→動脈の流れが悪い
こんな違いがあるらしい
では逐瘀血剤、桃核承気湯について
熱を取りながら瘀血を取る❗️
便秘+気滞+熱+瘀血の時に使っていく
熱+瘀血の症状としては便秘、口乾感、発汗、盲腸のあたりを押すと痛いなど
これらに効果あり
熱は心を乱すのでイライラ、頭痛、不安と言った症状にも効果あり
風邪の漢方薬について
今日はいいお天気でした!
昼間は暑いくらいでしたね
それでも朝晩の気温差が大きいので風邪には注意です!!!
それでは今日は風邪の漢方について♪
⭐️白虎加人参湯
熱中症の予防に(夏の登山の時など水筒にさっと溶かして入れて飲む )
⭐️葛根湯
ぞくっと肩こり葛根湯なんて言うそう!
寒気を感じる風邪、無汗、悪寒
・葛根→潤いの低下からくるこわばり、肩こりなどを潤す
・麻黄、生姜、桂枝→体を温め風邪をのぞく
・麻黄→呼吸をスムーズにし咳を鎮める
⭐️麻黄湯
風邪の症状が強い時
⭐️桂枝湯
風邪の症状が緩和な時
⭐️麻黄附子細辛湯
虚弱な人の風邪(老人とか)
*悪寒→温めても寒気が取れない状態
*寒気→温めると緩和される
🟠咳について 🟠
【肺が乾燥してるタイプ】
たんが出ない、空咳
乾燥が原因→麦門冬湯で潤す
【肺が冷えてるタイプ】
水っぽい痰、透明の痰
冷えが原因→小青竜湯で温める
【肺に熱があるタイプ】
黄色い痰
熱が原因→強い熱は清肺湯で取る
弱い熱はさいぼく湯で取る
種類がたくさん、、ですね
レキサルティについて
11月になりました
一年は早いもんで、今年もあと少しかあ…
健康に過ごしたいものですね
今日はレキサルティについてです!
レキサルティ
適応;統合失調症
用法・容量
ブレクスピプラゾールとして1日1回1mgから投与を開始した後、4日以上の間隔をあけて増量し、1日1回2mgを経口投与する。
統合失調症に対する有効性についてエビリファイと比較した臨床試験があります
レキサルティはエビリファイの後継薬と言われています。統合失調症に対する有効性はエビリファイと同等、体重増加率もほぼ同じでしたが、アカシジアの発生率がレキサルティで低かったと報告されています。
エビリファイもレキサルティもドパミン受容体の部分アゴニスト、セロトニン1A受容体刺激作用、セロトニン2A受容体遮断作用として働きます
それぞれの作用について比較してみます
⭐️ドーパミンD2受容体に対するアゴニストとしての作用
レキサルティ<エビリファイ
(エビリファイの固有活性60%に対してレキサルティ固有活性が低い分、レキサルティはエビリファイに比べてアカシジアの出現が少なくなる)
レキサルティ>>エビリファイ
⭐️セロトニン2A受容体に対するアンタゴニストとしての作用
レキサルティ>エビリファイ
今日はこの辺で、また付け加えられたら・・・
アリピプラゾールについて❗️
今日はアリピプラゾールについてです^ ^
なぜアリピプラゾールをチョイスしたかというと、この前に書いた「小児期の自閉症スペクトラムにおける易刺激性」に対する適応を持ってるもう一つのお薬だからです
関連しててちょうどいいかなっというチョイス♪
適応
・統合失調症
・双極性障害における躁症状の改善
・うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)
・小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性
用法・容量
〈統合失調症〉1日6~12mgを開始用量、1日6~24mgを維持用量とし、1回又は2回に分けて経口投与、適宜増減、Max:30mg
〈双極性障害における躁症状の改善〉12~24mgを1日1回、開始用量は24mg、適宜増減、Max:30mg
〈うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)〉3mgを1日1回、増量幅は1日量として3mg、Max:15mg
〈小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性〉1日1mgを開始用量、1日1~15mgを維持用量として1日1回、適宜増減、増量幅は1日量として最大3mg、Max:15mg
以上が先発エビリファイの添付文書からの引用です❗️
統合失調症や双極性症状における躁症状の改善だと開始量が多いんですね
・ドパミンシステムタビライザー(DSS)とも呼ばれてます
(内因性ドパミンよりも活性が低いためアゴニストにもアンタゴニストにも働くからです)
これによりD2遮断によって起きる副作用が少なくてすみます
・5HT 1Aアゴニスト作用あり→不安、抑うつ、認知機能障害に効果あり
・高プロラクチン血しょう、体重増加、QT延長、過鎮静、錐体外路系副作用が少ない